手足口病は新生児にうつる?上の子の感染対策と重症化サイン・受診目安

手足口病は新生児にうつる?上の子の感染対策と重症化サイン・受診目安

手足口病は新生児にうつる?上の子の感染対策と重症化サイン・受診目安の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「母親自身が手足口病にかかってしまった場合、母乳を介して赤ちゃんにウイルスがうつるのか」という疑問は、授乳中の母親から最も多く寄せられる相談の一つです。

日本小児科学会等の臨床見解によると、ウイルスそのものが母乳中に分泌されて直接感染を引き起こす可能性は極めて低いとされています。むしろ母乳中には母親が産生した抗体(分泌型IgAなど)が含まれており、赤ちゃんを感染から守る防御因子として機能します。そのため、母親が手足口病に罹患しても、基本的に母乳育児を即座に全面中止する必要はありません。

危険なのは「授乳時の濃厚接触による飛沫・接触感染」です。以下の手足口病における授乳対策を徹底してください。

  • 授乳前の手洗いと消毒:石鹸と流水で30秒以上入念に手洗いを行い、胸まわりを清潔な濡れガーゼ等で清拭する。
  • 不織布マスクの着用:授乳中は赤ちゃんと顔が至近距離になるため、母親は必ず不織布マスクを密着させて装着し、赤ちゃんへの声かけや息の吹きかけを控える。
  • 搾乳と代理授乳の活用:母親の咽頭痛や倦怠感が著しく強い場合、または乳頭周囲に水疱が形成されている場合は、手洗いを徹底した上で搾乳を行い、健康な父親や家族が哺乳瓶で授乳を担当する。
加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。