1985年秋、初代・斉藤由貴の鮮烈なヒットを受けてスタートした『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』。その主演に大抜擢されたのが、当時デビュー2年目を迎えていた南野陽子でした。南野陽子が『スケバン刑事II』の撮影に臨んだ当時の年齢はわずか18歳。高校卒業を目前に控えた若き少女が背負うには、あまりに重大な看板でした。
物語は、幼少期から特製の鉄仮面を被せられて育った謎の少女・五代陽子が、実の父の死の真相と自身の出自を巡る巨大な陰謀に立ち向かうべく、「二代目麻宮サキ」を襲名して特命刑事に就任するという奇想天外なプロット。初代のシリアスなサスペンス路線に加え、大河ドラマ的な謎解きと痛快なバトル要素が融合した本作は、最高視聴率21.1%を記録する爆発的なヒットを記録しました。
まだあどけなさを残す美少女が凛とした眼差しで悪を睨みつけるギャップは、瞬く間に視聴者を虜にし、南野陽子の名を全国区へと押し上げたのです。