生クリーム1本で極上再現!クロテッドクリーム失敗知らずの作り方

生クリーム1本で極上再現!クロテッドクリーム失敗知らずの作り方

生クリーム1本で極上再現!クロテッドクリーム失敗知らずの作り方にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

せっかく極上のクロテッドクリームを完成させても、パンのように薄く塗り広げてしまっては台無しです。英国式アフタヌーンティー(クリームティー)には、乳脂肪の重みと小麦の温もり、ジャムの酸味を最大化させる厳格な食べ方が存在します。

スプーン2本で贅沢に「盛る」のが英国流

クロテッドクリームは、ナイフでバターのように「塗る」ものではなく、スプーンを2本使い、「ボテッと山盛りに乗せる」のが正解です。スコーン1個に対し、スコーン自体の厚みとほぼ同量、あるいはそれ以上のクリームとストロベリージャムを豪快に乗せることで、口の中で乾いた生地が潤い、至高のマリアージュを形成します。

コーンウォール式 vs デヴォン式:英国を揺るがす「ジャム先かクリーム先か」

愛好家の間では、スコーンに具材を乗せる「順序」を巡って何世代にもわたり激しい論争が繰り広げられています。

  • コーンウォール式(Cornish Method):スコーンの上にまず「ジャム」を塗り、その上に濃厚な「クロテッドクリーム」をこんもりと乗せる様式です。温かいスコーンに接触してもクリームが熱で溶け出さず、クリームの冷涼感と舌触りを真っ先にダイレクトに感じられます。英国王室関係者も支持していると報じられる格式高い流儀です。
  • デヴォン式(Devonshire Method):スコーンの上にまず「クロテッドクリーム」を土台としてたっぷりと敷き、そのトップに「ジャム」を美しく鎮座させる様式です。クリームの油分が温かいスコーンの生地にほんのり染み込み、リッチなコクが底上げされます。

どちらが正解という優劣はありません。手作りのクリームが完成したら、ぜひ両方の順番を試して食感の違いを舌の上で比較してみてください。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。