一律に「1ヶ月」といっても、選んでいるヘアスタイルや刈り上げのミリ数によって、限界を迎えるタイムリミットは異なります。日常的に鏡を見ている自分では見落としがちな、メンズ髪型切る頻度の精緻な基準を整理しました。
まず、ビジネスマンにも人気のツーブロックメンテナンス頻度についてですが、内側の刈り上げが6mm以上伸びると、上から被さる髪を外側に押し出して頭が四角く見え始めます。また、バーバースタイルの隆盛に伴い定着したショートヘア刈り上げ維持期間は極めて短く、フェードカットの美しいグラデーションは施術からわずか10日ほどで薄れ、3週間を過ぎると完全に普通の短髪へと同化します。
一方、若年層から大人世代まで定着したマッシュヘアカット頻度理由には、目元への干渉と後頭部の丸み(ウェイトポイント)の低下が挙げられます。マッシュは前髪とサイドが作る水平ラインと、後頭部の高い位置にあるボリュームが命です。1ヶ月放置するとウェイトが下に落ちて首が短く見え、前髪が目にかかることで「暗い」「不健康」といったマイナスイメージを周囲に与えてしまいます。
さらに誤解が多いのが、パーマ持ち期間とカット頻度の関係性です。「パーマをかけたから2〜3ヶ月はサロンに行かなくて済む」と考える男性は少なくありません。しかし、パーマ自体は2〜3ヶ月持続しても、根元から新しく生えてくる1〜2cmの自毛は完全な直毛です。根元の立ち上がりが失われると頭頂部が平坦になり、毛先だけにボリュームが残る不格好な台形シルエットになります。パーマを美しく活かすためには、施術から1ヶ月〜1.5ヶ月の段階で「長さを変えずに毛量を間引き、根元の立ち上がりを復活させるメンテナンスカット」を入れるのが鉄則です。