衣類だけでなく、手や指先、パレットなどの道具にこびりついた絵の具の洗浄にもコツがあります。
手についた絵の具の落とし方
手や爪の間にアクリルや油絵の具が入り込んで石鹸で落ちない場合、皮膚を傷めないオイル洗浄が最適です。オリーブオイルやベビーオイル、クレンジングオイルを手全体に馴染ませ、指先でくるくるとマッサージするように絵の具を浮かせます。その後、ぬるま湯で乳化させてから通常のハンドソープで洗い流せば、皮脂を過度に奪うことなくスッキリ落とせます。落ちにくい爪の隙間には、重曹をひとつまみ取って優しくスクラブ洗いすると効果的です。
絵の具パレットの洗い方とメンテナンス
プラスチック製パレットに絵の具が染み付いて取れない場合、絵の具の種類によって洗い方を変えます。
- 水彩パレット:台所用用洗剤とメラミンスポンジで軽く擦るか、重曹水を張って一晩つけ置きすることで色移りを落とせます。
- アクリルパレット:アクリル絵の具は中途半端に洗うより、完全に乾かしてから端からペリペリとフィルム状に剥がすのが最も簡単です。剥がれにくい場合は消毒用エタノールをスプレーして数分置くと容易に剥離できます。
- 油彩パレット(木製・アクリル製):ペインティングナイフで余分な絵の具を削ぎ落とした後、テレピン油(揮発性油)を含ませた布で拭き上げます。木製パレットの場合は定期的にアマニ油を薄く塗り込んで乾燥を防ぐのが長持ちの秘訣です。