尿蛋白の指摘を受けた際、日常生活で真っ先に見直したいのが「塩分コントロール」と「水分補給」です。過剰な塩分摂取は血圧を上昇させ、腎臓への負担をダイレクトに増加させます。妊娠期の食塩摂取目標量は1日6.5g未満(厚生労働省推奨基準)を目安とし、薄味を基本にした調理の工夫が求められます。
食事対策の実践ポイントは以下の通りです。
・出汁(だし)や香味野菜の活用:かつお節、昆布、生姜、大葉、レモンなどを効かせることで、塩分が少なくても満足感を得られる工夫をする。
・加工食品・外食の頻度を抑える:スナック菓子、カップ麺、練り製品、レトルト食品は塩分が高いため控える。
・カリウムを上手に摂取:ほうれん草、小松菜、海藻類、バナナなどに含まれるカリウムは余分なナトリウムの排出を助ける(※医師から腎機能でカリウム制限を指示されている場合を除く)。
・こまめな水分補給:脱水による尿の濃縮を防ぐため、常温の水やノンカフェインのお茶を1日1.5リットル程度を目安に摂取する。