本格的な流しそうめん台を作る第一歩は、素材となる竹の選定です。日本で手に入る代表的な竹には「孟宗竹(もうそうちく)」と「真竹(まだけ)」がありますが、作業性と仕上がりの美しさを考慮すると、孟宗竹と真竹の選び方では真竹に軍配が上がります。
真竹は肉厚がほどよく均一で、繊維がまっすぐ通っているため、初心者でも縦に割りやすいのが特徴です。一方、孟宗竹は直径が太く迫力があるものの、根元付近の肉厚が非常に厚く、ノミでの節取り作業にかなりの力と技術を要します。流しそうめん用としては、直径7cm〜10cm程度の真竹を選ぶのが扱いやすくベストなサイズ感です。
気になる流しそうめん竹の入手方法ですが、最も手軽なのは大型ホームセンターの園芸・木材コーナーや、竹材専門のオンラインショップです。夏前になると流しそうめん用にカットされた青竹が販売されるケースも増えています。また、里山保全を行っているNPOや地域の森林組合、竹林を所有する農家に問い合わせることで、伐採したての新鮮な青竹を安価(または無償)で譲り受けられるケースも珍しくありません。