ぎをん小森の品書きには、季節ごとの限定甘味から定番の甘味まで目移りする品々が並びます。訪れる人の大半が注文する二大巨頭が「わらびもち」と「抹茶パフェ」です。直近のメニュー展開と価格設定、実際の味わいについて検証します。
代名詞とも言える「わらびもち」は、希少な本わらび粉を贅沢に用い、職人が熱い鍋と向き合いながら手練りで作られます。箸で持ち上げると、今にもちぎれそうなほど柔らかく伸び、口に入れた瞬間にとろりと溶けていく独特のテクスチャーは、他店では味わえない唯一無二のものです。焙煎の香りが際立つ深煎りきな粉と、沖縄県波照間島産の黒糖から作られるコク深い自家製黒蜜が、繊細なわらび餅の風味を極限まで引き立てます。価格は単品で1,400円前後(お抹茶セットで1,800円前後)となっており、一般的な和菓子と比較すれば上質ですが、その手間と本物の素材感を考えれば極めて高い納得感を与えています。
一方、スイーツ好きの間で絶賛されているのが「抹茶パフェ(わらびもちパフェ)」です。京都の老舗茶舗から仕入れた上質な宇治抹茶をふんだんに使用した抹茶アイス、濃厚な抹茶ゼリー、手作りの抹茶シフォンケーキ、そして看板のわらび餅がグラスの中に美しく重なり合っています。単に甘さを重ねるのではなく、抹茶本来の心地よい苦味と旨味を立たせた設計となっており、最後の一口まで重さを感じさせません。ネット上の口コミでも「パフェ全体の温度設計と味のグラデーションが完璧」「甘すぎず大人の抹茶を堪能できる」と極めて高い評判を獲得しています。