最高の一杯を自宅で味わうために、プロが最も強調するのが「挽きたてのアロマ」を逃さない手際だ。豆を粉砕した瞬間から、アロマの散逸は加速度的に進む。
部屋いっぱいに芳醇な香りを満たすための鉄則は、挽いてから3分以内にドリップを開始すること。また、摩擦熱を極限まで抑えるセラミック製またはチタン製のコニカル刃ミルを使用することで、豆本来の繊細なフレーバー化合物を破壊せずに抽出へと持ち込める。さらに、92度から88度へと滑らかに湯温を下げながら淹れるグラデーション抽出が、甘やかなアロマを最大限に引き出す秘訣だ。