胸を過剰に揉みほぐす行為において、最も警戒しなければならないのが胸揉みすぎ逆効果の代表例である「クーパー靭帯の損傷と伸長」である。クーパー靭帯とは、乳腺組織や脂肪を筋肉(大胸筋)と皮膚にしっかりと繋ぎ止め、重力に抗して上向きの美しいドーム状を維持するための支持組織である。
この靭帯の主成分は頑丈なコラーゲン線維束であるが、一度引き伸ばされたり断裂したりすると、現代の先端医療を用いても自然治癒や再生を果たすことは絶対にできない。ゴムのように元に戻る弾性組織ではなく、過度な牽引力がかかると「伸び切ったまま元に戻らないワイヤー」のような性質を持っている。
バストを激しく揺らしたり、外側へ無理に引っ張ったり、強い力で握り潰すような揉み方を継続すると、クーパー靭帯にはダイレクトに剪断応力(引き裂く力)がかかる。その結果、靭帯が緩み、乳房の重心は一気に下方へと偏位する。これが「クーパー靭帯伸びる垂れるリスク」の正体である。さらに、過度な皮膚摩擦はメラニン色素の沈着を招き、バストトップや皮膚全体の黒ずみ、毛細血管の皮下出血といった外見上のトラブルを複合的に誘発する。