見た目のスマートさから羨望の的となることが多いが、医学的な観点から見ると、脚の長さと健康リスクには意外な相関関係が存在する。いくつかの疫学調査では、脚が長い人は心血管疾患のリスクが比較的低い傾向にあることが示されている。これは、成長期における良好な栄養状態やストレスの少なさが、長骨の成長を促すためと考えられている。
一方で、脚が長いからといって必ずしも万能というわけではない。重心が高くなるため、骨盤の歪みや腰痛、膝関節への負担が生じやすいというデメリットも指摘されている。特に、筋力が伴っていない場合は、姿勢の崩れからくる慢性的な痛みに悩まされるケースも少なくない。外見の美しさだけでなく、それを支える体幹の筋肉量こそが重要なのだ。