ストロング系チューハイの代名詞とも言えるのがアルコール度数9%という数値です。一般的な缶ビールが約5%、通常の缶チューハイが3〜5%程度であるのに対し、スト缶は倍近い濃度を誇ります。
お酒に含まれる影響力を正しく把握するには、液量だけでなく「純アルコール量(g)」の計算が欠かせません。純アルコール量は「摂取量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8(比重)」で算出されます。
この計算式に当てはめると、各サイズの純アルコール量は驚くべき数値を示します。
- 350ml缶(9%):350 × 0.09 × 0.8 = 約25.2g
- 500ml缶(9%):500 × 0.09 × 0.8 = 約36.0g
- 一般的な缶ビール(350ml・5%):350 × 0.05 × 0.8 = 約14.0g
つまり、スト缶の500mlロング缶を1本飲むだけで、350mlの缶ビールを約2.5本一気に飲み干したのと同等のアルコールを摂取することになります。日本酒に換算すれば約2合弱、テキーラのショットであれば約2.5杯分を一気に流し込んでいる計算です。「缶1本」という手軽な見た目とは裏腹に、体内には極めて強烈な負荷がかかっています。