カウンターで特別な要望を伝える際、誰もが一度は「厨房の手を止めて迷惑をかけてしまうのではないか」と思い悩みます。特に昼時のピークタイムともなれば、レジの後ろに並ぶ客の視線も重なり、注文を躊躇する心理が働くのは自然なことです。
結論から言えば、マクドナルドの塩コショウ抜き注文は迷惑にはなりません。マクドナルドには注文を受けてから商品を作る「Made For You(メイド・フォー・ユー)」という厨房システムが確立されており、具材の増減や調味料の有無は日常的なルーティン作業として処理されています。
複数のクルー経験者や店長経験者への聞き取り取材でも、現場の受け止め方は一貫しています。「ピクルス抜きやケチャップ抜きと同じく、レジのPOS画面にある『グリルオーダー』ボタンを押すだけで厨房のモニターに明確な指示が飛びます。機械的に調理フローが決まっているため、店員が困惑することはありません」という証言が得られました。
ただし、現場が唯一困惑するのは「注文の伝え方が曖昧な場合」です。レジ前で迷ったり、商品を受け取った後から「塩を抜いてほしかった」と申し出たりされると、再調理によるタイムロスが発生します。最初からハキハキと明確に指定すれば、クルーにとっては数あるオーダーの1パターンに過ぎません。