平井堅のマイキングが日本中で最も大きな話題を集める場の一つが、フジテレビ系列『FNS歌謡祭』をはじめとする年末の大型音楽特番です。
名曲『瞳をとじて』『ノンフィクション』『even if』などを披露する際、クライマックスでマイクが胸の下やお腹のあたりまで下がるシーンが映し出されるたび、X(旧Twitter)やリアルタイム実況板では驚きと感嘆の投稿が殺到します。
「FNS歌謡祭を見ていたら、平井堅のマイクがおへその位置にあるのに、スタジオ中に声が轟いていて鳥肌が立った」
「一瞬『これ口パク?』と疑うレベルでマイクが離れているのに、息継ぎの音やピッチの生々しい微細な揺らぎが完璧に聴こえるから完全に本物の生歌。声量のバケモノすぎる」
「他のアーティストと平井堅のあとに歌う人が同じマイク位置だと音が小さく感じる。声の通り方が根本的に違う」
こうした視聴者の声は、ネット上の誇張ではありません。ライブ制作に携わる音響PAスタッフの証言でも、「平井堅さんの現場では、サビでの急激なレベル上昇に備え、あらかじめヘッドルーム(音割れまでの余裕幅)を広めに取るのが鉄則」と語られています。遠く離れた位置からでも芯のある歌声が飛んでくるため、卓側での極端な音量ブーストを必要としないという事実は、彼の生歌の上手さを裏付ける何よりの証拠です。