温大さんの生い立ちを語る上で欠かせないのが、父であるTRFのダンサー・SAMさん(本名:丸山正温)との関係性と、かつて報じられた親権をめぐる経緯です。
安室奈美恵さんとSAMさんは1997年10月に結婚し、翌1998年5月に温大さんが誕生しました。当時の日本中を揺るがした国民的カップルの誕生でしたが、多忙による生活のすれ違いや価値観の違いから2002年7月に離婚が成立。当初の取り決めでは、親権は父親のSAMさんが持ち、養育権(監護権)を安室さんが持つという形が取られました。
しかし、母として我が子を手元で育てたいという安室さんの決意は揺るがず、多忙な合間を縫って家庭裁判所へ申し立てを行い、2005年に親権を安室さんへ変更することで正式に合意しました。この法的手続きはメディアで大きく取り上げられましたが、決して両者の間で憎しみ合うような争いがあったわけではありません。
離婚後もSAMさんと温大さんの父子関係は途絶えることなく続いています。SAMさんはダンススクールの運営や教育事業に携わる傍ら、息子の成長を温かく見守り続けてきました。成人後も温大さんが父親に人生相談を持ちかけたり、定期的に食事を共にしたりするなど、健全で成熟した親子関係が維持されています。