千葉県で生まれ育った相葉雅紀がジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)に入所したのは1996年、13歳の時だった。オーディションに応募した動機は「大好きなSMAPと一緒にバスケットボールがしたい」という、中学生らしい無邪気なもの。だが、足を踏み入れた世界は、後に「ジャニーズJr.黄金期」と呼ばれる熾烈な競争社会だった。
滝沢秀明や今井翼、渋谷すばるら同世代のスター候補がひしめく中、相葉は持ち前の親しみやすさとすらりとしたスタイルで頭角を現していく。松本潤、二宮和也、生田斗真らとともにユニット「MAIN」のメンバーに抜擢され、テレビ番組やコンサートの最前線で黄色い声援を浴びる人気Jr.へと駆け上がっていった。