事件の象徴的な舞台となったのが、米領バージン諸島セント・トーマス島の南東に位置する私有島「リトル・セント・ジェームズ島」(面積約29万平方メートル)です。メディアでは「ペドファイル・アイランド(小児性愛者の島)」や「乱交島」といったセンセーショナルな通称で報じられました。
島内には豪邸やプール、ヘリポートに加え、ストライプ模様が施された特徴的な神殿風の建造物が建てられており、外部の目が一切届かない完全な密室空間が保たれていました。プライベートジェット機(通称「ロリータ・エクスプレス」)で運ばれた少女たちが島に滞在させられ、訪れたVIPたちの前で搾取の被害に遭っていたことが、元従業員や複数の被害者の生々しい法廷証言によって明らかになっています。