現在のサッカー日本代表における最大の特徴は、登録メンバーの大多数が欧州主要リーグの第一線でレギュラーを張っているという圧倒的な選手層の厚さです。プレミアリーグで圧巻のドリブルと守備貢献を見せる三笘薫(ブライトン)や、ラ・リーガで攻撃のタクトを振る久保建英(レアル・ソシエダ)、さらにはリヴァプールの屋台骨を支える遠藤航など、個々の市場価値と実力は過去のどの世代をも凌駕しています。
とりわけ注目すべきは、これまで手薄とされてきたポジションでの突き上げです。セリエAで評価を高める守備陣や、フランス・オランダ・ドイツで二桁得点を狙うストライカー陣の台頭により、ポジション争いは熾烈を極めています。国内組のJリーガーにとってもハードルは上がっていますが、過密日程やコンディション面を考慮したターンオーバーの導入により、適材適所での柔軟なスカッド編成が機能しています。