大塚寧々は、田辺誠一と再婚する以前の1998年、詩人やアーティストとして活動していた橘田拓と最初の結婚を果たした。当時は芸術家と女優のカップルとしてメディアからも大きな注目を集め、翌年には第一子となる男児にも恵まれた。創作意欲にあふれる者同士の生活は、一見すると刺激的で順風満帆に見えていた。
しかし、互いに多忙を極める中で生活のサイクルや価値観のすれ違いが生じるようになる。それぞれの表現者としてのこだわりや多忙なスケジュールが、いつしか家庭内での静かな溝を生み出していったという。結果として、ふたりは2001年に離婚を選択。過度の対立による破局というよりは、互いの生き方を尊重した上での決断であったとされる。この時に引き取った幼い息子の存在が、彼女のその後の人生観やパートナー選びに大きな影響を与えることとなった。