東京ミッドタウン日比谷の3階フロアに足を踏み入れると、ガラス張りのモダンな商業空間の中に、突如としてどこか懐かしい路地裏のような街並みが現れます。その中心的存在である「HIBIYA CENTRAL MARKET 一角」は、平日のランチタイムから休日のディナータイムまで、絶え間なく客が訪れる人気店です。
最大の混雑要因は、日比谷 一角 南貴之 プロデュースによる絶妙な空間設計にあります。グラフペーパー(Graphpaper)などを手掛ける南貴之氏がディレクションを担当した同マーケットは、本屋、理容室、アパレルなどがシームレスに繋がる「小さな街」として構築されました。その中に配置された「一角」は、高級店や格式高いレストランが立ち並ぶ有楽町・日比谷界隈において、「肩の力を抜いて日常使いできる上質なサードプレイス」として機能しています。
さらに、日生劇場や東京宝塚劇場、TOHOシネマズ日比谷といったエンターテインメント施設が隣接している立地特性も影響しています。観劇や映画鑑賞の前後で「気取らずに美味しいものを食べたい」「サクッと飲みたい」というニーズに対し、通し営業に近い柔軟さとアクセスの良さ(東京メトロ日比谷駅直結)が見事に合致しているのです。