WBOやWBAをはじめとする世界のメジャーボクシング統括団体において、タトゥーの有無が競技出場資格や処分対象になることはまずあり得ない。本場ラスベガスやサウジアラビアなどのビッグマッチを見渡せば、世界中のトップファイターたちが色鮮やかなタトゥーを全身に纏って誇り高く戦っている。
海外の格闘技ジャーナリストやプロボクシングファンの目には、日本国内で起きた一連の騒動や厳格なローカルルールは極めて特異なものとして映った。世界最高峰のリングで結果を残し続けるアスリートが、国内独自の旧態依然とした規定に縛られる構図に対し、海外からは「時代錯誤」との厳しい指摘が寄せられることも少なくない。