購入検討者が最も見落としがちな盲点が、月々のガソリン代や消耗品費を含むSUV維持費高すぎる真相です。車両本体価格を無理なローンで工面したオーナーを待ち受けているのは、コンパクトカーやセダンとは比較にならないランニングコストの高さです。
特に衝撃を受ける人が多い項目が大径タイヤの交換費用です。近年のSUVは見た目の迫力を出すために、18〜20インチといった超大径ホイールを標準装備するグレードが急増しました。一般的な乗用車(15〜16インチ)であれば4本で5万円前後の国産スタンダードタイヤも、20インチのSUV専用タイヤとなると工賃込みで15万〜25万円規模の出費へと跳ね上がります。溝が減った際の交換見積もりを見て言葉を失うユーザーは少なくありません。
さらに、実燃費の悪さも家計に重くのしかかります。車両重量が重く、前面投影面積が大きいSUVは空気抵抗も受けやすいため、長距離移動以外ではカタログ燃費を大きく下回る傾向があります。世間を騒がせる燃費が悪いSUVランキングの上位に名を連ねる2.5L〜3.5Lクラスの大排気量ガソリンエンジン車やフルタイム4WD車では、市街地実燃費がリッターあたり6〜8km/L前後まで落ち込むことも珍しくありません。ガソリン高騰が常態化した現在、週末に乗るだけで財布から万札が飛んでいく現実は、紛れもないストレス源となります。