Q1:骨延長手術を受ければ、誰でも10cm以上身長が伸びますか?
A1:誰でも伸ばせるわけではありません。一度の手術(大腿骨または脛骨の片方)で安全に伸ばせる限界は概ね5cm〜7cm程度です。10cm以上伸ばすには、大腿骨と脛骨の両方を長期間かけて手術・延長しなければならず、手術は2回以上に分かれ、費用もリハビリ期間も倍増します。また、神経や筋肉の柔軟性には個人差があり、途中で麻痺や激痛のリスクが高まれば、目標の長さに達する前に延長を強制中止せざるを得ません。
Q2:トルコなどの海外で行う手術はなぜ安いのですか?危険はありませんか?
A2:人件費や物価、医療訴訟リスクの低さから格安で提供されていますが、危険性は極めて高いと言わざるを得ません。多くの海外クリニックでは、術後の最も重要なフェーズである「骨硬化期間のリハビリ」を十分に管理しないまま帰国させます。帰国後に感染症や骨癒合不全が起きても現地の医師は対面治療を行えず、日本の医療機関からも受け入れを拒否されるケースが頻発しています。安さの裏には生命と健康を脅かす巨大なリスクが隠されています。
Q3:手術が終わってリハビリを完了すれば、以前と同じように全力疾走やジャンプができますか?
A3:元通りの運動能力に完全に戻る保証はありません。骨は癒合しても、引き伸ばされた筋肉の柔軟性低下、関節の拘縮、腱の硬化が残ることが多く、全力疾走時の違和感、ジャンプ力の低下、正座ができないといった機能障害が半永久的に残るケースが多数報告されています。トップレベルのアスリート復帰は医学的にほぼ不可能と考えるべきです。
Q4:術後の社会復帰(学校や仕事)はいつから可能ですか?
A4:デスクワークなどの完全リモート環境であれば術後2〜3ヶ月で復帰できる場合もありますが、毎日松葉杖や車椅子での通勤・通学を要する場合、最低でも半年から1年は困難です。激痛による睡眠不足や精神的消耗、毎日のリハビリ通院を考慮すると、最低でも1年程度の完全休職・休学を前提に計画を立てなければ生活が破綻します。