ハイレグカルチャーの牽引役として欠かせないのが、企業がこぞって起用したキャンペーンガールの存在です。特に1975年にスタートした「クラリオンガール」は、アグネス・ラムをはじめとするトップモデルや女優を次々と輩出し、芸能界への登竜門として絶大な影響力を誇りました。
ビールメーカー各社や航空会社、繊維メーカーが競うように制作した水着キャンペーンポスターは、全国の居酒屋や旅行代理店の店頭を埋め尽くしました。深いカッティングの水着を堂々と着こなすモデルたちの姿は、単なる男性向けのグラビアにとどまらず、夏を告げる季節の風物詩として街の景観そのものを変えていったのです。
当時のポスターは盗難が相次ぐほどのプレミアム価値を持ち、印刷会社や広告代理店が「いかに脚を美しく、かつスタイリッシュに見せるか」に心血を注いだ結果、ハイレグの持つインパクトはマスメディアを通じて全国津々浦々へと拡散されていきました。