5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の感想スレッドやX(旧Twitter)、Yahoo!知恵袋などのログを検証すると、「ひどい」という声の根底には、作品への熱狂的な愛着があったからこその反動が色濃く現れています。
連載当時のリアルタイムな読者コミュニティでは、以下のような声が主流を占めていました。
- 小咲派の読者:「最初から千棘エンドにする予定だったとしても、ケーキを作らせる描写だけは余計だった」「小咲が報われないなら、最初からあそこまで両想いの描写を重ねるべきではなかった」
- 千棘派の読者:「千棘との関係構築や心理描写は丁寧に描かれており、ラブコメとして最高のエンドだった」「偽物の恋が本物に変わるというテーマが一貫していた」
- 作品全般への意見:「文化祭のロミオとジュリエット回や修学旅行編の盛り上がりはジャンプ史上最高峰だった」「中盤の引き延ばしさえ短縮されていれば、歴代屈指の名作として終われたはず」
単につまらない作品であれば、完結と同時に忘れ去られます。しかし『ニセコイ』は連載完結から10年近くが経過した現在でも活発に議論が交わされており、ヒロインレースとしての完成度と読者を引き込む牽引力がいかに強力であったかを物語っています。