元々はグラビアアイドルとして一世を風靡し、男子中高生から絶大な支持を集めた熊田曜子。しかし、グラビア出身タレントが過酷なバラエティ界で生き残るハードルは極めて高い。容姿の美しさだけでは通用しない世界で、彼女はいかにして生き残り、ポジションを確立したのか。
その背景には、自らの立場を冷徹なまでに客観視する分析力がある。すっぴん晒しや体当たりロケ、自虐ネタすらも厭わないスタンスは、時に「あざとい」と批判されることもあった。だが、どんなに過酷な状況であっても笑顔を崩さず、求められた役割を120%で返すプロ根性こそが、過酷な日本のテレビ芸能界で彼女を唯一無二の存在へと押し上げたのだ。