ネット上の掲示板やSNS、知恵袋を見ていると、「パスワードを忘れたからとりあえずiPhoneを工場出荷状態に初期化してリセットしようとした」という書き込みが多数見受けられます。しかし、これは最もやってはいけない致命的な悪手です。
実態調査によると、iCloudパスワード忘れた初期化を安易に実行した結果、以下のような深刻なトラブルに直面するユーザーが後を絶ちません。
「初期化すれば解決する」という幻想とアクティベーションロックの壁
iPhoneには盗難防止機能として「探す(Find My)」が標準で組み込まれています。iCloudから正常にサインアウトしないまま端末を強制初期化すると、起動時にiCloudアクティベーションロック解除を求める画面が表示されます。このロックを解除するには、「以前設定されていたApple IDとパスワード」の入力が絶対に必須となります。
SNS上でも、「初期化したのに前のパスワードを求められてホーム画面にすら入れない」「完全に文鎮化してしまった」という悲痛な叫びが散見されます。パスワードを忘れた状態で初期化を行うと、手元の端末でパスコードを使って解除する道すら自ら断ち切ってしまうことになるのです。
「iCloudからサインアウトできない」時の正しい立ち回り
端末の下取りや譲渡をしようとして、設定画面の最下部にある「サインアウト」を押したものの、iCloudサインアウトパスワード忘れた状態になって進まないという声も非常に多く寄せられています。
この場合、サインアウト画面でパスワード入力を試行錯誤してアカウントをロックさせてしまう前に、前述の「サインインとセキュリティ」画面へ戻り、まずは端末パスコードを使ってパスワードを変更してからサインアウトするのが鉄則です。順序を間違えないことが、トラブルを最小限に抑える鍵となります。