せっかくすくった金魚を家に連れて帰っても、数日で死なせてしまうケースが後を絶ちません。屋台の金魚は過密飼育や運搬のストレスで体力を激しく消耗しています。水道水に含まれる残留塩素(カルキ)はエラを傷つける猛毒となるため、金魚すくい後のカルキ抜きのやり方を正しく実践してください。市販の固形・液体中和剤を使用するか、汲み置きの水道水を直射日光に半日以上当ててカルキを完全に飛ばした水を用意します。
水が準備できても、いきなり金魚を放り込むのは厳禁です。水温や水質が急変すると「pHショック」や「水温ショック」を引き起こします。以下の水合わせ手順を必ず踏んでください。
まず、金魚が入ったビニール袋をそのまま新しい水槽の水面に約30分間浮かべ、袋の内外の水温を完全に一致させます。次に袋の口を開け、水槽の水をカップ1杯分ずつ10分おきに3〜4回注入して水質を徐々に馴染ませます。最後に袋の水を水槽内に入れず、金魚だけを網ですくって静かに水槽へ移すのが失敗を防ぐ防壁となります。