「東洋の真珠」デヴィ夫人、若い頃の美貌とパリ社交界の激動半生

「東洋の真珠」デヴィ夫人、若い頃の美貌とパリ社交界の激動半生

「東洋の真珠」デヴィ夫人、若い頃の美貌とパリ社交界の激動半生の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

華やかなシンデレラストーリーの第一章は、戦後の東京から始まる。本名は根本七保子(ねもとなおこ)。大工の父を持ち、貧しい家計を助けるために若くして働き始めた少女は、その類まれな美貌と知性で頭角を現していく。

10代後半の彼女が働いていた場所こそ、当時政財界の大物や海外の要人が集う高級クラブ「赤坂コパカバーナ」だった。各国の大使や海外ジャーナリスト、実業家が夜な夜な交遊したその場所は、単なる社交場ではなく、最先端の情報と国際情勢が交差する濃密な空間だった。ここで磨かれた教養と立ち振る舞い、そして英語やフランス語を貪欲に吸収する知的好奇心が、後に彼女を世界の表舞台へと押し上げる原動力となった。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。