アットコスメ店舗の最大の武器は、国内流通において類を見ないカテゴリーの広さにあります。一般的に化粧品業界では、ブランドイメージを守るためにデパート以外の出店を厳しく制限するプレステージブランドが少なくありません。しかしアイスタイルが築いた信頼関係により、通常は並び立つことのない競合同士の併設が実現しています。
店頭のラインナップは大きく3層に分類されます。
第1層は、ハイエンド・プレステージ層です。「クレ・ド・ポー ボーテ」「コスメデコルテ」「SHISEIDO」「SK-II」といった国内最高峰ブランドから、「ディオール」「イヴ・サンローラン」「ランコム」「M・A・C」などの外資系メガブランドまでが勢揃いしています。通常店舗では一部取り扱いのないブランドもありますが、旗艦店ではフルラインに近い品揃えを誇ります。
第2層は、実力派ミドルコスメ・カウンセリング層です。「KANEBO」「ルナソル」「アルビオン」「アディクション」など、トレンドを牽引する中価格帯〜高価格帯ブランドが並びます。専任スタッフによるカウンセリングを受けつつ、他社製品と肌の上で比較できる点は利用者から極めて高く評価されています。
第3層は、ドラッグストアコスメ・バズコスメ・アジアンコスメ層です。「キャンメイク」「セザンヌ」「KATE」などの定番プチプラに加え、SNSで急浮上した韓国・中国コスメブランド(「ロムアンド」「クリオ」「花西子」など)がリアルタイムに棚へ反映されます。公式のアットコスメ店舗一覧を確認すると、地方都市の店舗であってもこの第3層の回転スピードは極めて速く、最新トレンドをタイムラグなく手に入れられる設計になっています。