日本のバドミントン界を長年牽引してきた渡辺勇大と東野有紗のペア。彼らの世界最高峰のプレーを振り返ると、サーブとレシーブの1本目がいかに試合の主導権を握る上で決定的な役割を果たしていたかがよくわかる。超一流の選手たちは、単に順番を守るだけでなく、サーブを打つ瞬間の呼吸やポジション取りで相手にプレッシャーを与えている。
トップレベルのダブルスでは、サーブ後の3打目・4打目の展開を想定した位置取りが緻密に計算されている。サービスコートのわずか数センチの差や、レシーバーの前傾姿勢ひとつでラリーの主導権が入れ替わる。テレビの中継放送やJ SPORTSなどのスポーツ番組で彼らの映像を観察すると、サーブ順の確認から最初のアタックへの移行が流れるようにスムーズであることが理解できるはずだ。