筋トレのRmとは?伸び悩みを劇的に変える計算式と最新の負荷設定

筋トレのRmとは?伸び悩みを劇的に変える計算式と最新の負荷設定

筋トレのRmとは?伸び悩みを劇的に変える計算式と最新の負荷設定について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

RM理論を実践するにあたって、ネット上ではいくつかの誤解が定着しています。理論を正しく使いこなすために、現場で混同されがちな盲点を整理します。

盲点1:自重トレーニングにおけるRMの扱い方

「RMはバーベルやマシン専用の概念で、自宅での腕立て伏せや懸垂には使えない」という認識は明確な誤りです。自重トレーニングRMを管理する場合、ウェイトの数値を増減させる代わりに「モーメントアーム(力学的な支点と作用点の距離)」や「動作テンポ」、「角度」を変化させて負荷を調整します。

例えば、自重の腕立て伏せが連続30回できてしまう場合、それは「30RM以上の持久力トレーニング」になってしまい、筋肥大の効率は落ちます。この場合、足を台に乗せて角度をつける、あるいはリュックに重りを入れて背負うことで、「8〜12回で限界を迎える強度(8〜12RM相当)」へ引き上げることが可能になります。RMの思想は、器具の有無を問わずあらゆるレジスタンストレーニングに適用可能です。

盲点2:「1RM計算式は回数が多くなるほど誤差が広がる」事実

1RM換算表や計算式を利用する際、絶対に押さえておくべき科学的事実があります。それは「反復回数が10回を超える領域では、計算の誤差が急激に大きくなる」という点です。

15回や20回挙げられる負荷から1RMを逆算しようとすると、個人の「筋持久力(乳酸耐性)」や「遅筋・速筋の比率」が強く干渉し、実際の最大挙上重量と大きく乖離してしまいます。計算式を活用する場合は、必ず3〜8回程度で限界を迎える中高重量のセットを基準にすることが、精度を保つ絶対則です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。