模様編みを実際の作品に応用する際、実用性と美しさを両立させる鉄板の組み合わせが存在します。
1. 膝掛け・ブランケットには「シェル編み」と「ワッフル編み」
肌触りと適度な重みが求められるブランケットには、シェル編みやワッフル編みが最適です。シェル編みは波打つようなリズミカルな陰影を生み出し、単色糸でも豪華なドレープを描きます。ワッフル編みは空気の層をたっぷりと抱き込むため、ウールやアクリル混紡糸で編むと既製品のニット毛布を凌ぐ圧倒的な保温力を発揮します。
2. トートバッグ・ポーチには「玉編み」と「引き上げ交差模様」
中に物を入れるバッグ類には、伸びにくく自立する強度が不可欠です。コットン糸やジュート糸を用い、側面に玉編みのストライプや引き上げ編みの立体リブを配置することで、裏地を付けなくても型崩れしにくい頑丈な仕上がりが手に入ります。