幾何学的な階段、天に向かって伸びる巨大な弓状の構造、すり鉢状の円形観測装置「ジャイ・プラカシュ・ヤントラ」。こうした独特の造形美は、今やTikTokやInstagram、さらには最新の空間写真フォーマットで若者世代の熱烈な支持を集めている。
「まるでSF映画のセットに迷い込んだようだ」——現地でカメラを構えていた東京からのバックパッカーは興奮気味に語る。フレームを切り取る角度によってまったく異なる表情を見せる構造物は、フォトジェニックを超えた「空間の体験価値」に満ちている。画面越しでは決して味わえない、光と影が紡ぎ出す臨場感が、デジタルネイティブ世代の知的好奇心を刺激して止まない。