駅そのものも単なる交通の拠点にとどまらない魅力を持つ。構内に併設された「ブルートレインテラス」には、かつて寝台特急「富士」として活躍した14系客車や、貴重な電気機関車、昭和を彩った名車が保存展示されている。
木の温もりが残る木造駅舎は、2009年に工業デザイナーの水戸岡鋭治氏の手によってリノベーションされたものだ。カフェスペースや富士山のビューポイントが備えられた構内は、旅の途中で足を止めるのに格好の場所となっている。週末には地元の手作り市やワークショップも開催され、地域住民と旅行者が自然に交流する拠点として機能している。