窪塚洋介の息子として早くから世間の注目を集めていた窪塚愛流は、現在、新世代を代表する若手実力派俳優として確かな足跡を残しています。
愛流がスクリーンに初めて登場したのは2018年、豊田利晃監督の映画『泣き虫しょったんの奇跡』でした。主演・松田龍平の少年時代役としての抜擢でしたが、当時はまだ本格的な芸能活動を志向していたわけではなく、ひとつの貴重な社会経験という位置づけでした。しかし、高校進学を機に「表現者として生きたい」という自発的な意志が芽生え、2020年頃から本格的にモデル・俳優活動をスタートさせます。
以降の活躍は目覚ましく、ドラマ『ネメシス』『ファイトソング』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、映画『少女は卒業しない』『麻希のいる世界』など、瑞々しい感性と繊細な心理描写が求められる作品で存在感を発揮。映画『ハピネス』では蒔田彩珠とともにダブル主演を務め、切なくも温かい純愛を見事に演じ切りました。
愛流の表現力の源泉には、父・洋介から受け継いだ天性の骨格やカリスマ性だけでなく、実母である「のんちゃん」との深い精神的絆もあります。離婚後も実母との交流は途切れることなく続いており、父と実母、そして育ての母となったPINKYの全員から惜しみない愛情を注がれて育った背景が、愛流の真っ直ぐで嘘のない人間性に直結しています。