ファミリーコンピュータから最新ハードに至るまで、すぎやま氏が生み出した楽曲は数百曲にのぼります。その多くが、ゲーム本編の感動とともにプレイヤーの記憶に深く刻まれています。
【ドラクエBGMを代表する名曲の一例】
・序曲(ロトのテーマ):誰もが高揚感を覚える冒険の幕開けのファンファーレ。
・冒険の旅(DQ3):広大な世界へ足を踏み出す勇者の高揚と決意を描いたフィールド曲の金字塔。
・そして伝説へ(DQ3):エンディングで多くのプレイヤーの涙を誘った壮大な交響詩。
・海図を広げて(DQ4):未知なる大海原への航海を感じさせる優雅なワルツ。
・愛の記憶(DQ5):主人公の過酷な運命と深い家族愛を包み込む抒情的なバラード。
・おおぞらをとぶ(DQ3・DQ8ほか):不死鳥ラーミアや神鳥レティスに乗って大空を翔ける名曲。
特筆すべきは、東京都交響楽団をはじめとするプロのオーケストラとの継続的な連携です。ファミリーコンピュータ時代から「交響組曲 ドラゴンクエスト」としてオーケストラ音源の録音を行い、全国各地でファミリーコンサートを開催。ゲームをプレイしない層にもクラシック音楽の魅力を届け、ゲーム音楽がひとつの独立した芸術分野として認知される礎を築きました。