世界三大祭りの一つにも数えられるこの氷雪フェスティバルは、単なる地域イベントの域を完全に脱している。札幌市全体が一体となって受け入れ態勢を強化した結果、欧米やアジア圏からのインバウンド客が急増。周辺ホテルの客室稼働率は連日満室近くを記録し、地域の観光・インバウンド産業へ計り知れない経済波及効果をもたらしている。
多言語対応ガイドの配置や、キャッシュレス決済の全面的導入、多言語対応アプリでのリアルタイム混雑状況の配信など、海外旅行客に向けた受け入れ環境の整備も目覚ましい。歴史ある冬の風物詩でありながら、時代の変化に合わせて柔軟に進化を続ける姿勢こそが、世界中の旅人を惹きつけてやまない理由だ。