ピアストラブルの約7割は、不適切なファーストピアスの素材と内部構造に起因する。皮膚の深部と直接接触する初期段階において、微量でも金属イオンが溶け出せばアレルギー反応を引き起こし、傷口の治癒は大幅に遅れる。そこで業界標準として選ばれるのが、インプラント医療でも用いられる高品位マテリアルだ。
現在、最も生体適合性に優れているとされるのがチタン(ASTM F-136 Implant Grade Titanium)である。極めて軽量でありながら高い強度を誇り、ニッケルをほとんど含まないため、金属アレルギーの発症率は限りなくゼロに近い。また、研磨技術の粋を集めたサージカルステンレス(316LVM Surgical Steel)も、真空溶解プロセスによって不純物を極限まで排除した最高品質のもののみがファーストピアスとして認められる。
さらに、これらの最高峰マテリアルを精密なインターナリースレッド(内ネジ構造)やスレッドレス仕様で製品化しているのが、世界最高峰のジュエリーブランドアナトメタル(Anatometal Inc.)だ。目に見えないネジ溝でホール内部を傷つけない構造美と、鏡面仕上げによる滑らかな表面処理は、細胞の再生を妨げず、スムーズな治癒期間を力強く後押しする。