寝たきりや歩行困難を迎えた愛犬に対する老犬介護(ハイシニアケア)は、住環境の再構築から始まります。フローリングでの滑りは関節に決定的なダメージを与えるため、高反発マットや滑り止めマットの設置は必須と言えます。
床ずれ(褥瘡)の予防には、体圧分散に優れた介護用マットレスを活用し、2〜3時間おきに優しく体位変換を行なうことが基本です。また、排泄の介助では、オムツのサイズ選びや皮膚を清潔に保つぬるま湯での清拭など、細やかなお手入れが皮膚トラブルを防ぎます。介護を「大変な作業」にせず、スキンシップの延長として捉えるアプローチが、愛犬の安心感にもつながります。