花火ファンの間でよく話題に上るのが、具体的な発数のカウント方法だ。全国の大型花火大会では数千発から数万発といった数字が躍るが、実は日本煙火協会などの基準や主催者の計測法によって「1発」の数え方には幅がある。小玉を連続で打ち上げる仕掛けや、一度に数百発が花開くスターマインをどうカウントするかで公称値は大きく変動するからだ。
本大会において、公式には正確な総発数をあえて全面に押し出さない年もある。しかし、プログラムの密度や使われる煙火の総重量から算出すれば、実質2万発前後に達することは疑いようがない。数字というスペック勝負を超え、視界の隅々まで光で埋め尽くす高密度のプログラムこそが、全国の花火フリークを惹きつけてやまない理由だ。