こうした現場の改革と足並みをそろえるように、日本アイスホッケー連盟も劇的な変革の舵を切った。これまで以上に多様なステークホルダーを取り込み、マイナースポーツからの脱却を目指す戦略的な施策が打ち出されている。
特に注力されているのが、かつて放送業界で第一線を張ったプロフェッショナルたちの知見やストーリーテリングの技術を取り入れる試みだ。単に試合結果を報じるだけのスポーツニュースを超え、選手の生い立ちや葛藤、復帰劇といった深みのある文脈を届けるアプローチが重視されている。メディアの枠組みを超えた連携によって、長年の課題であったファン層の拡大に向けた強固な基盤が作られつつある。