東京・銀座や渋谷のオーセンティックバーでは、メニューの主役にノンアルコール・カクテル(モクテル)が躍り出ている。中でも、ノンアルコールのウイスキーをベースにした「ノンアル・オールドファッションド」や「ノンアル・マンハッタン」は、お酒を飲む人と飲まない人が同じ空間で対等にグラスを交わすための架け橋となっている。
また、高級レストランにおけるペアリングコースでも、この動きは顕著だ。ジビエ料理や濃厚なショコラのデザートに対し、重厚な樽香を持つノンアルコール・ウイスキーを合わせることで、アルコールが苦手なゲストにも完璧な美食体験を提供できるようになり、シェフやソムリエからも高い評価を得ている。