KIDさんに胃がんが見つかったのは2016年頃のことでした。病状が進行するなか、周囲に弱音を一切吐かず、治療拠点をグアムに移して過酷な闘病生活に入ります。この壮絶な日々において、闘病を支え続けた妻・ゆいさんの献身は並大抵のものではありませんでした。
食事療法の徹底、体調管理、病院への付き添い、そしてまだ幼かった幼子たちの育児。肉体的にも精神的にも限界を超えるような状況下で、ゆいさんは一度も笑顔を絶やさず、KIDさんが「格闘家・山本KID」として誇り高く生き抜くための盾となり続けました。
2018年8月にKIDさん本人がInstagramでがん闘病を公表した際、世間に大きな衝撃が走りましたが、そのわずか1か月後の9月18日、41歳の若さで帰らぬ人となりました。最期を看取ったゆいさんは、気丈にも関係者やファンへの感謝を伝え、KIDさんの残した愛をしっかりと胸に刻み込みました。