Q1:ブユに刺されたら何日くらいで治りますか?痕は残りますか?
A1:適切な初期治療(ステロイド外用薬の使用)を行った場合、強烈な腫れと痒みは1週間から10日前後で徐々に落ち着きます。ただし、無対策で患部を掻き壊してしまった場合は、炎症後色素沈着や結節性痒疹(硬いしこり)へと移行し、痕が完全に消えるまで半年から2年以上かかる事例も少なくありません。
Q2:蚊取り線香や電子ベープはブユに対して効果がありますか?
A2:一般的な蚊用の蚊取り線香(有効成分ピレスロイド低濃度)は、風通しの良い屋外では煙が拡散するためブユに対する忌避効果は極めて限定的です。アウトドアで使用する場合は、プロ仕様として知られる高濃度ピレスロイドやメトフルトリンを配合した「森林香(太巻きの強力防虫線香)」を選択し、足元付近の風上に複数配置する必要があります。
Q3:ブユが媒介する危険な感染症は日本国内にありますか?
A3:アフリカや中南米では失明を引き起こす寄生虫症「オンコセルカ症」を媒介するブユが存在しますが、現在、日本国内に生息するブユから人間に感染する重篤な病原体は確認されていません。国内における主な健康リスクは、毒素自体による激烈なアレルギー性皮膚炎と、掻き壊しによる黄色ブドウ球菌等の二次感染(とびひ・蜂窩織炎)です。