裁判では主犯格らに対して厳しい刑事罰が下された。カミンスカス操には懲役11年の実刑判決が確定し、その他の幹部メンバーや手配師の生垣仁司らにもそれぞれ数年から10年を超える実刑判決が言い渡されている。
現在、主犯格グループの多くは刑務所で服役中か、あるいは刑期の終盤を迎えている。しかし騙し取られた55億円のうち、回収できた金額はごく一部に過ぎない。大半の資金は海外の暗号資産や複数のダミー会社を経由して複雑に分散され、消えてしまった。
積水ハウス株式会社側は民事訴訟を通じて損害賠償を求め続けているが、回収の道のりは極めて険しい。事件を起こした犯人たちの「現在」は服役という形を取っているものの、奪われた巨額資金の全貌解明には未だ至っていないのが実情だ。