一度失墜した信用を取り戻す道のりは果てしなく遠い。視聴者から受信料を徴収して成り立つ公共放送において、アナウンサーという組織の「顔」が起こした犯罪は、視聴者との契約関係に対する重大な背信行為にほかならない。
再発防止策として内部通報制度の刷新やメンタルケア体制の強化が図られているが、最も重要なのは組織風土そのものの透明化である。どれほどの実績を誇る看板アナであっても、個人の暴走を許さない厳格なガバナンスが機能しなければ、同じ悲劇は形を変えて繰り返される。言葉を扱うプロフェッショナルが言葉を失い、沈黙のなかに消えていった教訓を、メディアは決して風化させてはならない。 (出典: nhk アナウンサー船岡久嗣(Yahoo!ニュース))
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