いときんが命を削りながら戦い続けた最大の原動力は、愛する家族の存在でした。彼は2011年3月に一般女性と結婚。その後、2012年秋に長男、2015年には長女が誕生し、2児の父親として家庭を何より大切にしていました。
彼が38歳で旅立った当時、長男はまだ5歳、長女は2歳。父親の大きな背中や包み込むような温もりを、幼心に焼き付けたばかりの年齢でした。告別式で遺影を前にした幼子の姿は、参列者の涙を誘いました。
現在、遺された妻と子どもたちは、一般人としての静かな生活を守りながら、関西の地でたくましく暮らしています。長男は中学生になり、長女も小学校高学年へと成長を遂げました。近親者や関係者の証言によると、家庭内にはいときんが遺した音楽や絵画、写真が大切に飾られており、子どもたちは「強くて優しい自慢のお父ちゃん」の記憶を胸に育っています。
また、ET-KINGの現役メンバーたちも、節目ごとに家族を気遣い、父親代わりのように温かく見守る関係を継続。血縁を超えた「ET-KINGファミリー」としての絆は途切れることなく、今も息づいています。