ネット上の掲示板やSNSで「西成スポーツセンターが格安で使い勝手が良すぎる」と話題にのぼる背景には、民間施設との圧倒的な料金格差と、公営施設特有の「無駄を削ぎ落とした高機能設計」があります。一般的な大手24時間ジムや総合型フィットネスクラブでは、入会金や事務手数料に加え、月額利用料として毎月8,000円から1万3,000円前後の固定費が発生するのが一般的です。一方、西成スポーツセンターの個人利用は、月会費に縛られない「1回ごとの都度払い」が基本となっています。
トレーニング室の都度利用料は大人1回600円程度(定期券利用で1回あたりの単価はさらに低下)、屋内プールも大人1回700円程度で設定されており、毎週2回通ったとしても月額5,000円未満に収まります。「今月は忙しくて数回しか通えなかった」という月でも固定費の無駄骨折損が発生しないシステムは、継続的な運動習慣を作りたい生活者にとって大きな経済的防衛策となっています。
さらに見逃せないのが、指定管理者である一般財団法人大阪スポーツみどりの財団や共同企業体(フィットネス21など)による丁寧な管理体制です。公営体育館に対して「設備が古びて薄暗いのではないか」という先入観を持つ人が少なくありませんが、定期的なマシン入れ替えや衛生点検が徹底されており、民間の格安無人ジムを上回る清潔感とメンテナンス精度が維持されています。