旭高原元気村の魅力は冬のゲレンデだけに留まりません。春から秋にかけてのアウトドアシーズン、とりわけ愛好家の間で高く評価されているのが、満天の星空を堪能できる「天体観測」の環境です。
敷地内には天文台「きらら館」が設置されており、口径の大きな天体望遠鏡を用いた観測会が定期開催されています。愛知高原国定公園の山頂付近という地理的条件から、周囲に民家や街灯が極めて少なく、街の光害(ひかりがい)から完全に遮断された夜空が広がります。肉眼でも天の川の輪郭を捉えることができ、宿泊者限定の夜間アクティビティとして圧倒的な満足度を誇ります。
また、炭起こしや重い調理器具の運搬を敬遠したいファミリーに支持されているのが「手ぶらバーベキュー」です。バーベキューハウスには屋根付きの炉が並び、事前予約をしておけば地元三河産の牛肉や新鮮な高原野菜がセットされた食材を受け取ってすぐにスタートできます。
ただし、ここにも現場ならではの注意点があります。標高が高いため、夏場であっても日没後は急速に気温が下がり、真夏でも18〜20度前後まで冷え込む日があります。また山特有の局地的な強風が吹く日もあり、軽装で参加したグループが寒さでBBQを途中で切り上げてしまうケースも見られます。季節を問わず、風を通さないマウンテンパーカーや防寒羽織物を持参することが、夜の天体観測やBBQを快適に楽しむための必須マナーです。